Fender Deluxe Reverb Ampエフェクター?

オーディオインターフェースにUniversal AudioのApolloシリーズを入手して以来、ほぼ不自由無い録音環境が整ったものの、そこでどうしても出ない音が昔使っていたFender Deluxe Revervの音。近い音はFender 55 Tweed Deluxeでも作れるのですが、キラキラと突き抜けるような高音と、それに寄り添うリバーブの音を作れずにいました。

リバーブは、最近Universal Audioからエフェクターサイズのハードウェアが出たので気になっていましたが、6月に入って何とそれと同サイズの「Fender 65年製 Deluxe Reverb」が発売されました。事前にYoutubeのデモサイトで音を確認し、製品マニュアルを検索して調べた結果、まさに望んでいた音と機能そのもの! 私としては超珍しく2004年に発売された「EDIROL R-09」以来の予約購買をしました。半導体不足で入荷を心配していましたが、予定通り出荷されて無事に購入。早速色々と試しています。少なくとも昔に実機で使っていた「60年代Fenderの音」に近い感じで録音できることまでは確認できました。

このマシンは、オーディオ・インターフェースの機能は持っておらず、出力仕様は標準ジャックのみ。しかも、立ち上げにパソコン並の待ち時間はあるものの、スマホとはBluetooth接続できて、サンプル設定をロードしたり、自分で作った設定を保存したりできるので便利です。殆どコンピュータそのものです。

ただ、折角エフェクターサイズの機器なので、ライブでも応用して使えないかと考えてボードに組み込んでみました。電源を大食いするので、電源ユニットも新調して70年代風に「歪→テープエコー→アンプ」という超シンプルな接続順にして、録音・ライブ共用でボチボチ使ってみようと考えています。