ヒューマンなノリを出す

おウチ録音はコンピュータ相手なので、テンポは否応なくとても正確に刻まれます。でも、この機械的なテンポに縛られて「弾ききれない」とか「なんか音に表情が無い」なんてのが出てきてイヤになってしまうのが、おウチ録音「あるある」の一つです。しかしこの悩み、私もいつも苦しめられてはいるのですが、軽減する方法は幾つかあります。

正攻法の一つは、メトロノームで「2拍目、4拍目」を捉えて演奏練習する方法だと思います。「メトロノーム 裏拍」をキーワードに検索すると、Webでも動画でも様々な人が説明しています。リズムの捉え方を身につけるには、とても良い方法だと思いますが、おウチ録音での難点は録音ツールだとクリック音をこのように設定することが出来ないことが多いと思います。

練習は嫌いだけど「お金少しならなんとか」という大多数の方には、Garagebandではできませんが、MIDIや音声の打楽器ループ素材購入をお勧めします。自分の演奏ジャンルにあったものがあれば安価ながら効果はバツグンです。MIDI素材だと、アプリから動作も学べます。フレーズのセンスや強弱のつけ方、発音タイミングが微妙にズレている様子など、ヒューマンなノリを出す「技」が勉強になります。

私のお勧めは、より直感的・直情的で自分のギターで伴奏を弾き、それに合わせて演奏を何度か上から重ねていく方法です。なんか塗り重ねる油絵みたいな感じです。録音時のクリック音や、規則正し過ぎる(?)ドラムや打ち込みベースの音を段々気にしなくなりリズムの揺れも感じられ、演奏に表情が出てくると思っています。まぁ、一曲全部を間違えずに通すって、その為の練習も必要ではありますが。そこは、修練だと思って頑張ります!

出費も練習もしたくないので「パソコン操作だけで何とか」という人は、Drummerをお使いなら「Swing」ダイヤルでノリを調整したり、MIDIファイルならスネアなどの発音タイミングを工夫するのも良いかと思います。黒田知良というドラマーさんご存知でしょうか?彼は名古屋を中心に活躍するジャズドラマーなんですが、ジャンルを跨いでロックからボーカロイドまで手広く動画を公開されています。リズムを理解するのに、彼のYoutubeチャネルがとても参考になります。例えば、ヒューマンなノリの一例で「前ノリ/後ノリ」なら、この動画が参考になると思われます。

さて、そうこうしてようやく一曲できました。
でも、実はまだ完成じゃないんです。次回はそこ「ミックスのあれこれ」についてです。