おウチ録音を始めようとする方に

「腕をカネで買う」のはギタリストの鉄則。「おウチ録音」でもその鉄則は変わりはありません。とはいえおウチ録音をスタートするだけだと、最低限の機材を揃えるだけだとさほど高くはつかないと思います。

録音機材として一番高価なモノはコンピュータですが、今ではパソコンがなくともiPhone/iPadなら持っているミュージシャンも多いと思います。また、イヤホンかヘッドフォンを持っていない人も珍しいかと思います。だとすると、追加で必要となる機材は「オーディオ・インターフェース」だけです。どんなものかというと上の写真にあるように、ギターのシールドケーブルとパソコンやスマホとシールドを繋ぐ「箱」です。いろいろあるので、下記などを参考にしてください。
https://www.soundhouse.co.jp/search/index?s_category_cd=191&i_type=c

数千円から数十万まで広い選択肢がありますが、入門用として使うのであればUSB接続オーディオインターフェースで1〜2万円位のもの。RolandやYAMAHA(Steinberg)、専門メーカーではFocuslightなどが人気で、できればマイクやギターを接続できる口が2つ程、そしてiPhoneやiPadに接続するならそれらと接続可能なものを選ぶのが良いと思います。
汎用性には欠けますが、KemperやLine6のHelixファミリーなど、最近の中級機以上のマルチエフェクターやデジタルアンプはオーディオインターフェース機能を内蔵したものも多いので、これを利用するのも良いかもしれません。

取り込んだ音を処理するアプリはApple製品なら、全てのデバイスにGaragebandというアプリがついています。これに任せればドラムやキーボードなど演奏できなくても、コードとリズムパターンを決めて自動演奏させることができます。使い方については、こちらなどを参考に。パソコンユーザーなら、オーディオインターフェースに付属するアプリの操作を試してみましょう。

さぁ、曲を決めて録音を始めましょう!
次回は最初のハードルかもしれない「曲の「準備」が面倒すぎる?」です(泣)