68年ストラトのピックアップ交換(組込編)

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 まずはストラトのピックガードを剥がしてみます。改めて構造をよく見ると、ビンテージワイヤでの配線や無駄無いハンダ付けがとても素敵! 一方で、剥がしたあとのボディ内部は、暫く手入れしていなかったので汚れやゴミ、ポールピースのサビなどが気になります。そこで、今更ながら「ご苦労さん」とボディやピックガードの掃除をひとしきり。
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 その後、Vanzandtに付いていたピックガードにパーツを仮ドメを始めたところでグリニングドッグさんから「L 60s Style」のピックアップセットが届きます。ポールピースやボビンの形状は同じですが全て新しいもの。しかし、それに付いているオプションのウエスタン・エレクトリックのワイヤがとても素敵!

で、これを見て急遽の方針変更「その1」が発生。配線用のワイヤも購入したベルデンを急遽止めてウエスタン・エレクトリックのビンテージワイヤを色々探して入手して交換。ストラトの内部配線はVanzandtで経験していましたが、内部はかなりのキツキツ配線。柔軟性に少し難もあるビンテージケーブルは少しのトラブルがあったものの、何とか再配線を完了しました。
ところが何故かトーンが効きません。作業準備で買っていたテスターで調べていくと、新品で買ったCTSのスイッチポッドに接触不良。仕方ないので、方針変更「その2」としてオリジナル配線通りに組み直して配線を完了できました。ただ、色々と悪戦苦闘したので元々固くて融通の効かないビンテージワイヤーはメロメロ。一通りの通電テストの後、無理やりギターに押し込んでようやく音出しテストを開始します。
続きは検証編にて。