Deluxe Reverbと別れてから、Peavey VintageやFender Super Reverbなどを買ってみたものの、バンドをやっていなかったのでエフェクターまでは買っていませんでした。ただ、結婚して子どもが生まれるまでの間のしばらくの間、自宅録音にハマっていた時期がありました。最初はテープレコーダー2台とミキサーを使った「ピンポン録音」から段々と進み、「BOSS ドクター・リズム」の初号機となるDR-55なども発売後直ぐに買って「ドラムもどき」も入ってくると、歪んだギターの音も欲しくなってきます。そこで活躍したのが、Kyokoさんが以前から持っていた「カセット・デンスケ」。使ってみるヒントは、リッチー・ブラックモアのオープン・リール・デッキを使ったエコー装置でした。
マイク端子にギターを直結してボリュームを最大にすると結構歪みます。そんなやり方で当時自宅で録音した音源はこんな感じです。ちょっと聴く分には「カセットデッキで作った歪み」なんて判らないですよね。