【ギターとの出会い】
練習場としても長年利用させて頂いていたトーンミュージックの八木さんからの電話で「面白いギターが入荷したよ」とご紹介頂いたのがこれ。
当時、オベーションのエレガットがず〜っと気になっていたので、イメージしていたのとは違ったけれどカッタウェイがあってソロも弾きやすそう。しかも持ってみて驚いたのが殆どエレキかフォークギター並の細めのネック。
「なかなか良いね」と買ってしまいました。
【音と使い勝手】
ネックは上述の通り細めなのですが、元々クラシックやジャズの高度な指使いなど無縁な私としては寧ろ好都合。何より生音が「いかにもガットギター」という優しく艶っぽい感じで好印象です。アンプに繋ぐとやや線が細くなる印象がありますが、そこは所詮電気楽器。トーンやリバーブで何とでもなります。
ただ、ナイロン弦はチョーキングが期待できないだけでなく、ビブラートもテクニックが全く異なり、弾く度に10倍下手になったような気分になってしまいます。とはいえ、その音色は捨てがたく時々ライブでも愛用しています。
【リペアと改造】
一度ピックアップが壊れて修理に出しましたが、帰って来たギターを見てビックリ。
ちゃんと音が出るようになったのはモチロンですが、弦もきれいに張り替えて頂きギターもピカピカに磨かれていたのに、修理代は5,000円! ヤイリギターの丁寧な対応がとても嬉しかったです。
【主な仕様】
スプルースのトップにバックはローズウッドとマホガニーの細身のネック。指板はメーカー資料ではローズウッドとなっていますが、何故か私のはエボニーだと思われます。
【2020年追記】
なかなか出番がこなくなったので手放してしまいました。