もう数十年前になりましたが、Peavey Vintageを持ったまま、Fender Deluxeも手元に無くなったので、Fender系のアンプを求めていたところ、ボロボロながら格安で関西楽器社の中古でこのアンプを発見。
当時はSuper Reverbなんて言っても全く人気もなく、知らない人も多かったのですが、ジェンセンの20cm四発でありながらパワーが小さいこのアンプなら、 Deluxeの弱点であった「低音不足」を補いながら「Fenderサスティーン」が出るかな？と思い、汚さに目をつぶって購入。
思いっきり掃除して、あちこちに付いていたペンキをきれいに取り、金属部分を磨くと、どうにか見られるようになって一安心。音は思っていたような「Deluxeに低音を追加」した音と違って、フルボリュームにしても少しゆとりがある音でしたが、それはそれでGood！
難点は、図体が大きいのとリバーブが時々効かなくなることで、ライブではほとんど使用したこと無し。 名古屋でバンド活動を再開後は、kyokoさん専用のベースアンプとして使用中。ベースにつないで小音量でならしても、ゆとりの中にパンチもあるFenderサウンドしています。
さすがにお年寄りなので、何度かトラブルがあって、都度ドクターミュージックで修理をお願いしていますが、そのデリケートさから中々ライブでの出番がありませんでした。豊かな中低音とFenderアンプ特有のサスティーンは最高で、とても良質なアンプなのですが…
ライブ機会も少なくなったので、お世話になったドクターミュージックさんに売却を相談したところ、改造箇所多数で販売不可との診断でやむなく処分しました。
