7/6(火)Conwy

朝何度か目覚めたのに「まだ良いか。」と思ってる内に8:20。
大急ぎで起きてダイニングへ。こちらはローズピンクに統一されていてかわいくオシャレだ。
朝食はどこも同じようなイングリッシュブレックファーストだが、poached egg・トマト・マシュルーム・コーヒーを注文する。 ここで使っていたティーポットとコーヒーポットは銀、塩と胡椒入れはすずで出来ていた。

今日はコンウィへ行く予定で10時頃宿を出ようとするが、宿に置いてあるハガキに登山電車が写っていたので、 「これはどこにあるの?」と聞くと宿の主人が「すぐ近くだしすごく景色がきれいし、是非行ってみると良いよ。」と言うので 行くことにする。
コンウィは狭い町なので昼からでも充分回れそうだし、奏子はスノードン国立公園で登山電車に乗って山登りをしたがっていたし 丁度いい。宿から10分ほど歩くと電車の駅で、もうすぐ発車しそうだったので急いで往復乗車券(£3.5)を買って乗り込む。


住宅街をぬってすごい急な坂を登っていく。単線で途中複線の所で下り電車とすれ違う。眼下に海が見えてきてとてもきれいだ。
途中で電車を乗り換えて山の頂上を目指していく。屋根はあるが窓はなくてオープンになっているのでお天気が良くてよかった。
乗っているのはお年寄りばかりだ。山と言ってもそんなに高くはなく、岩だらけで木は生えてなくて牧草地になっている。 頂上はコーヒーショップ・土産物屋・パターゴルフ・子供用アスレチックがあったが、とにかく景色がすごい!

ひつじややぎもいる。キャノンを持ったカメラ好きのおじさんが話しかけてきたので、私のミノルタで二人の写真を撮ってもらった。
ほんとに来て良かった、感動した。

11:55 下山、カフェでホットサンドイッチを食べてコンウィ行きのバスに乗る。
バスは駅の側に着いたので駅で電車の時間やチケットを調べようとするが、無人駅だしよく解らない。
またトラベラーズインフォメーションへ行って聞くと電車のチケットは車内で買って、電車が来たら手を振って止めて くれるように合図をして乗るらしい!すっすごい!!
解りやすくしかっり手を振るようにだって!!!スリルあるなぁ…




そのままコンウィ城に入る。13世紀後半に要塞として建てられた城で小さな町を城壁が囲んでいる。 城の内部は荒廃しているが城の建物や城壁の一部は残っていて、塔に登って景色を楽しむ。
こぢんまりした城なのでかえって景色と調和して良い感じだ。すぐ側に海が迫りカモメがいっぱい飛んでいるしハトもいる。



次はティーポット博物館&ショップへ行く。一階がショップになっていてそこにもアンティークポット、 Wedgwood、MarshalAmpとGuitarのポット等変わったポットや高級ポットが並んでいる。
二階はティーポット博物館(入場料£1,5)で狭いところだが動物のポットや、へぇ~と言うような変わったポット、 アンティークポット等々約1000点が並んでいる。日本からの観光客が結構来るらしい。


それからイギリスで(世界で?)一番小さな家へ行く。小さい町なので、少し歩くだけで行けてしまう。ホントに小さい家だった。
一階は小さい暖炉があってそれで調理して、食事するためのテーブルとベンチがある。 ベンチはシート部分を持ち上げると石炭が入っていた。
はしごの下に水瓶があって、二階はベッドルームになっていた。夫婦二人で住んでいたらしいが、日本のウサギ小屋も真っ青! 間口1,8メートル、奥行き2,5メートルしかないんだから。

数日前に書いたハガキをまだ出してなくて、ポストオフィースがあったのでやっと出すことが出来た。 先ほど行った小さな家の前に美味しそうなソフトクリームが売っていたので、もどってソフトクリームを海を見ながら食べる。
う~ん、おいしい、ミルクの味がする。それから図書館があったのでネットをする。私もWHATS掲示板にかきこみをした。

あまりお腹は空いてなかったが、Fish&Chipsの店で夕食にする。7時頃のバスでランドゥドゥノへ帰る。
それにしても町行く人は老人ばかり、ここは老後を過ごすところなの?
まあ時間がゆっくり流れてたまに来る旅行者には良いけど、ずっと住むとなると若い人には退屈な町なのかもしれない。
ビールを買ってB&Bへ戻る。