7/3(土)Liverpool→Dublin(Ireland)

5:30起床 コーヒーを飲みながら身支度をして、6:20に部屋を出る。
ロビーのタクシー専用電話でタクシーを呼んで、シーキャット(連絡船の名前だが、発着場もそう呼ぶ)へ行く。 タクシー代£3は値打ちがあった。昨日も乗りたかったよ~と心の中で叫んだ。

6:35には着いてしまって早めにチェックインする。一応外国へ行くんだしパスポートも出して用意したが、 簡単な荷物検査だけだった。
7:00頃には乗船したが、天気はどんより曇って寒いしイマイチだ。程々の混み具合でどこが満席なんだ?

8:05 シーキャットが動き出すが、大きなフェリーなので天気のわりには静かだ。船の左手に座っているがずっと陸地が見える。
8:30 外海へ出たのか船がゆれ出す。白い波頭もたって海は結構荒れている。奏子がたまらず酔い止めを飲むが 顔面真っ青状態。私は平気で旅行記を執筆したり、船の中を探検したり。免税店も狭いけどあるし、バーラウンジもある。

10:15 館内放送があって、ここからポンドがユーロに切り替わるらしい。やっぱり外国なんだなと思う。

12:10 陸地が近づいてきて湾に入ったのかゆれがましになる。ヨットも見える。

12:30 到着。パスポートチェックがあった。奏子は大分回復するが、まだ辛そうだ。 でもここで一頑張りしてインフォメーションで宿(B&B)の予約と両替と帰りのチケットを購入する。 奏子は2度と船に乗りたくなさそうだったが次の目的地Conwyに行くには我慢するしかない。
B&Bは係りの人も驚くほどすんなりと希望通り取れた。町へ行くシャトルバスは出た後なので、港からB&Bまでタクシーを利用した。 いきなりB&Bまで行けたので楽だった。


今回のB&B(SkylonHotel)はシャワー・トイレ付きでロンドンより高い(二人で一泊64ユーロ)ようだが快適だ。 ポンドからユーロになったのではっきりとは比べられないが。とてもかわいい部屋でピンクの壁に花柄のカーテンと ベッドカバー、白いドアと柱がメルヘンチック。5~6部屋しかなくおばあちゃんが一人で切り盛りしているようだ。 前庭は芝生の周りに色とりどりの花が植えられてきれいに手入れされている。

一息ついて親切な宿のおばあちゃんに地図を借りて帰りに乗るバスを教えてもらって、 宿の前のバス停からダブリン中心部へ向かうバスに乗る。タクシーの運ちゃんから始まってバスの運ちゃんもアイルランド はのどかでみんな親切だ。
バスを降りると何だか楽しそうなパレードがやってくる。「丁度お祭りかなぁ?」なんて言ってるところへものすごい雨!
ずぶぬれになりながらパブの軒下へ避難して、小降りになるのを待つ。パーカーに防水スプレーをたっぷりかけて持って きたのが役に立った。
小降りになったところを見計らってカフェで遅い昼食を食べて雨宿りする。天気が悪いし、雨に濡れて寒い。
雨が止んだので通りを歩いてパジャマ代わりのジャージを探す。海が荒れていたからかフェリーで窓際の足下に置いていた リュックがぬれて、気持ち悪い。
特にジャージは一番下になっていたのでホントに濡れてる。ナイキのかわいいリュックが32ユーロ、どうしよう? スーパーを見つけてサイズぴったりの子供用ジャージを5ユーロでゲット!これで気持ちよく寝られそうだ。


通りは観光客で一杯で、私達も家に送る葉書を買ったり土産物屋さんを覗いたりするが、時折雨が降ってくる。 セール中のデパートにも入ってウロウロ。

そろそろギネスを飲みに行こうかと、有名なテンプルバーへ。テンプルバーという店もあるがその通りをテンプル バーと呼ぶらしい。
まるで竹下通りのように人が多いし、パフォーマンスをやってたりする。アイルランドミュージックのLIVEを やってる店を探すが上手く見つからない。ハードロックカフェを覗いたりしながら、大通りへ戻ってパブに入る。
ギネスとパニーニ(ホットサンドみたいな物)を頼む。本場で飲むギネスはおいしい。きっと気候とかも関係するんだろうなぁ。 寒いからスーパードライの気分じゃないもの。

おばあちゃんに教えてもらったバスに乗って宿へ帰る。