今日は旅行のメインイベント「アルハンブラ宮殿」に。そう！ギターの名曲「アルハンブラの思い出」の舞台となった宮殿です。
事前調査ではホテルから徒歩15分ということだったので、手持ちの地図やバス路線図を確認しながら向かいます。昨夜歩いた道も復習しながら歩くと、ようやく宮殿に向かう緑のトンネルに突入。期待が高まります。

宮殿のチケット売り場は、平日にも係わらずたくさんの人の列。
でも、事前にチケットマスターで入場券を買っていたので、Kyokoさんが「どこで交換するの？」と教えてもらった横手の専用チケット販売機。
涼しい屋内で、並ぶ事も無く購入完了。
日本語ガイドフォンも借りていよいよ宮殿に入ります。

想像通りの美しさ…と言いたいところですが、宮殿は幅200m、奥行き740mの丘陵に様々な施設や幾つもの宮殿から作られており、ひたすら歩いてそれらを見て回らねばなりません。しかも城塞を兼ねたイスラム様式の建築が多いため、外から見ると土色で一見はそっけなさげな建物が多くあります。

宮殿の一番奥にある「アルカサバ」は、無数のツバメが飛び交う外壁で、登るとグラナダの街が一望でき絶景でした。

そして事前予約した時間にしか入場できない「ナスル宮殿」に並んで入場します。

光を取り入れた美しさだけでなく、当時この地では貴重だった水も「美しさの演出」に使う素晴らしさは何とも言えません。なんと右下は階段手すりの水路です。

この日はテレビの録画があったようで、プロの歌手とギタリストが有名な「グラナダ」を歌っていました。ちょっとリハ風景をパチリ。この後キチンと上着を着て本番をやっていました。その後、花壇なども歩いてアルハンブラ宮殿観光は終了。

帰り道、軽めのお昼ご飯を食べてホテルに戻って一休み。グラナダで丸一日いるのは今日だけなので、夜にフラメンコを見に行くことにしました。事前情報よりちょっと高かったけど、夜の宮殿見物を含めて30€で申込。もちろん出発前には、昨日連れて行ってもらったホテルの隣のBARで軽く１杯。

アルハンブラ宮殿全体と、その下に広がるグラナダの街の夜景。ホント綺麗でした。


そして洞窟をイメージする老舗「ロスタラントス」のフラメンコショー。フラメンコって美しい女性によるダンスと思っていたら、確かに最初はカルメンを思わせる真っ赤なドレスのオバさん。踊りもタップも凄い！
次は、黒服のオバァさん…でも、始まるとこれ素晴らしい。これぞフラメンコって感じです。
で、次の長髪の男性ダンサー。これがメチャメチャかっこ好い!!　ノリの良さ、セクシーさ、スピード感、タップ…どれも最高です。

ここで途中休憩が入って後半に。
下記は、後半最後のダンサーの動画です。期待して撮ってはみたのですが、前半最後のダンサーほどのセクシーさが無くて残念でした。まぁ十分にお上手でしたが…