9/10(土)Mont Saint-Michel
6:30に目覚ましをかけたが、6時過ぎに目覚める。
6:30に奏子を起こして彼女はシャワーをあびる。
すっかり身支度も終わった私は7:40に一足先に食堂へ行って朝食を食べ始める。
昨日はチップを置き忘れたので今日は2ユーロ置いて8:10にホテルを出発。
地下鉄を乗り継いで8:40モンパルナス到着。
なんとか9:05発の電車に間に合いそうだ。切符は日本でインターネットで買ってあるがとても広い駅で乗り場を探してキョロキョロウロウロ。8:50ホーム到着。
フランスの新幹線TGVは既にホームで待ってくれていた。全席指定でトイレもある。
日本人が結構乗っている。
11:05レンヌ到着。旅慣れた感じの一人旅の日本人女の子と話しながら列車を降りる。
モンサンミッシェル行きバス乗り場を探しながらみんなの行く方へ歩く。
切符を買おうとしたがバスの中で買うらしい。値段は9ユーロほど。
バス停には大勢の人が待っている。全員乗れるのかと思ったが無事全員乗車して出発。
町をぬけるとのどかな田園風景が広がって牛、馬、羊などが牧草を食べている。
単調な風景に飽きた頃、お~見えてきた!とにかくすごい!!
島まで道がのびていて大聖堂のそばまで行ける。島全部が大聖堂って感じ。
13:00モンサンミッシェル到着。
バスを降りて帰りのバスの時間を確かめてから石畳を上り始めると、ガイドブックにあった巨大オムレツの店「ラ・メール・プラール」があったので、お腹も空いたしまずは腹ごしらえする事に。
店の入り口横でオムレツを作っていてガラス張りでよく見えるが、すごい人だかりだ。
玉子を銅のボールで2本の泡立て器を使ってボールからあふれんばかりになるまで泡立てて、柄の長いフライパンに入れて大きなかまどで遠火で焼いている。
かまどの中にはいくつものフライパンをのせる棚があって、焼けると見事に2つに折ってひっくり返す。ショーを見ているようで職人ワザだ!
丁度昼時だが入ることが出来た。メニューを見て納得…私達にはりぱなお値段だ。
フランスは食事がおいしいからイギリスへ行ってからはレストランに入らないことにして2日続きでレストランで食事をした。
コースメニューが2種類あったので1種類づつ頼む。
ワインを勧められたが遠慮してミネラルウォーターを頼む。
まずカゴに20センチ足らずのフランスパンが7本入って出てきた。バターが美味しい。
前菜は小さいグラスにトマトスープが入ってストローは長いマカロニ。とにかく美味しい。
1品目
A,ウワサのふわふわ巨大オムレツ水菜(?)とかりかりベーコン添え
B,ムール貝、スモークサーモンなどのマスタードソース和え
2品目
A,たら、赤魚、ウナギ(?)、エビ、丸くカットした人参、キュウリ、カブ、セロリのチャウダー
B,骨付き豚のローストこんがり焼いた櫛形ジャガイモ、クレソンなどの野菜添え
デザートの前にクッキーをのせたお皿が来る。とっても美味しいがお腹イッパイなので、 ナプキンに包んで持って帰る。奏子に叱られる。
デザート
A,アップルケーキ、ミニチョコカップケーキカスタードソース添え、プリン、生クリーム添えケーキ
B,丸くて大きなチョコレートタルト、アイスクリーム、苺、ぶどう(?)
どれもこれもメチャメチャおいしかった。
強いて言えばオムレツは名物だから食べたけど、二人ともオムレツにしなくて良かった。
それぐらい他のメニューがおいしかった。
おねだんは二人で90ユーロ、水5ユーロでした。
いよいよ土産物屋の並んだ細い小路を登って大聖堂へ。入場料8ユーロ学生5ユーロ。
996年!から建て始めたらしい。きらびやかな感じは全くなく落ち着いた雰囲気だ。
それより千年以上前に建て始めたと言うことが驚きだ。今のような機械もないのに…
何とかしようと考えるから文明が発達するんだなぁ。
それがこうやって残ってると言うのがまたまた驚き!
遠足の子供たちも説明を受けながら見ていた。こうして歴史が受け継がれていくんだな。
今日は時折雨の降る天気だが上から見下ろす景色は最高に美しい。
ゆっくりくつろいでぼちぼちと土産物屋を覗きながら降りていく。
トイレは0,35ユーロだった。
予定のバス17:15発まで1時間あるので下に降りて海岸に行く。
海岸は砂じゃなくて粘土みたいですべる。岩もぼこぼこある。
ツアーで遠浅の浜を歩いてるグループが何組かいる。かなり向こうまで遠浅だ。
奏子も靴を脱いで海水に足をつけて歩く。冷たいそうだ。
泥だらけの足をどうしようと思いながらバス停の方へ帰ってきたらちゃんと足洗い場があってみんな利用していた。
帰りのバスは空いていて一番前に坐ったので景色が堪能出来る。
動き出してしばらくするとすごい雨が降ってきた。グッドタイミング!
バスは1時間15分ほどでレンヌへ帰ってきた。
電車の時間まで30分あるのでその辺をぶらぶらして水とビールを買ってから乗り込んだ。
快適なスピードで21:00モンパルナス駅に到着。
元気な二人はこのままエッフェル塔へ行くことにする。
こちらの日没は8時半位だが、エッフェル塔は23時まで上れるんだって。
最寄り駅に降りるとライティングされた美しい姿が見えて、それに向かって歩いていく。
写真を撮ったりしながらエッフェル塔の下まで行くと行列が出来ていて1時間待ち。
奏子も夜のエッフェル塔は初めて見るっていうし、せっかくだから並んで待つ。
22:00になると10分程ライティングが点滅してとってもきれい。待ってて良かった。
塔は1F~3Fとあって行く階によって値段が違う。もちろん3Fまで行く事にする。(0.7ユーロ)
エレベーターで昇のだが始め斜めに昇って途中で止まって、ロープを掛け替えて斜めの角度がきつくなってまた昇って行く。
2Fで今度はまっすぐに昇って行くエレベーターに乗り換えて3Fへ。
なぜか非常ベル(?)がなり出したが違うのかな?何事もないようだ。
少し階段を上って上に出ると夜景が最高!
ガラスなどは無しで外気を感じながら下を見ると景色と一体感があってほんとに感動する。
下りはもう閉館時間だし一時に人が降りるので大混雑だった。
23:30頃降りて国鉄・地下鉄を乗り継いで帰宅。
こちらへ来て初の夜更かしだったが奏子曰く「エッフェル塔は夜の方がずっとキレイ!」シャワーは明日にして寝る。