7/10(土)Singapore

この日もホテルのおいしい朝ご飯をゆっくりと楽しんだ後、荷物をまとめてチェックアウト。
荷物を夜にセントーサ島に行くまでの間預かってもらい、今日は遠出はせずにオーチャード近辺を散策することとする。

まずは、中心部にある日本の百貨店の高島屋や伊勢丹を回った。
どちらも、当たり前だが20年前とは全く雰囲気が変わっている。
名古屋のJR高島屋だと、売り場の大半は婦人服売り場だが、こちらではブランド店を除くとかなり紳士物の品揃えが豊富。ただ価格は、いずれも「それなり」だったので何も買わず。
食べ物は、食材からおやつまで、品揃えが充実していたのでおみやげを幾つかゲット。

買い物も済ませ、お腹も減ってきたものの、この日は土曜日ということもあり前日と比べ物にならない大変な人出で通りを歩くだけでも大変。適当に裏道を歩き、現地アイドル(らしき)のイベントをやっているビルにあったカフェで、その歓声を聞きながらランチを済ませる。
元気を取り戻しその後もオーチャードを散策するも、通りを行き交う人の多さに辟易。静かかもしれないと、前日見つけたハードロック・カフェでビールで一休みすることとした。
ここは、表通りから外れていることもあり、お客はわずかで「静かに」ロックとビールを楽しむことができた。
若いインド系のボーイさんが話に来てくれ、少しだけだが会話を楽しめた。
ゆっくり休め、時間も良くなってきたので、いよいよヒルトンからタクシーでセントーサ島に行くこととした。

運転手さんから「島に行くのにホテルの宿泊証明があると入島料が要らない」と言われ焦ったが、「ホテル・ゲスト!」の一声で無事に橋を渡って入島に成功。
ハードロックホテルは予想通りの外観。黒を基調とした、かなり暗めのフロントの正面が何か工事中。
ただ、その工事掲示が凄い!
普通なら「Dear Guests」と書くところが「Dear Rock Stars」になっている!

フロントでチェックインしたが、申し出たら今度は無事に喫煙ルームをゲット。
部屋に行くまでの廊下のあちこちに、ロックスターの特大写真があり、ギターや衣装の展示もあって夢を膨らませる。

で、部屋に入るとベッドルームの壁にも特大写真があり、私たちの部屋はジミヘンでした。
部屋のテレビのスイッチを入れてまたビックリ。ツアーを申し込んだkyokoさんの名前がいきなり出るではありませんか。
ここのテレビは、インターネットテレビになっていて、各部屋のオーナーをホーム画面に表示するようになっており、通常の放送の他にホテルの案内やゲームなどが出来るようになっているようでした。
また、ラジカセはiPodの差し込み口があるPanasonic製。う~ん…新しい!
ホテルの設備を見て回ってまたビックリ。
歯ブラシや石けんに「Hard Rock Hotel」とあるのは当然ですが、その入れ物がギターの形をしていました。
その上、歯ブラシも普通なら「Tooth Brush」と書くが、ここでは「Flesh Kisses」と、お洒落なタイトル。 さらに、部屋履きサンダルもそのままビーチサンダルとして使えるカッコ良いものでした。

前日まで宿泊していたHiltonに比べると、バスが無くシャワー室のみ等の設備の簡略化はあるものの、どれも最新設備で使いやすく出来ていました。
私たちの「バイブル」にも、新しすぎて詳しい情報が無かったホテルだったが、とても満足。
ホテルを一通りチェックしたので、少し外を探検。ハードロックホテルは、セントーサ島で新しく出来たユニバーサルスタジオなどがある、リゾート・ワールドの一番端にあることが判った。
4軒並んだホテルを通って行くと、マーライオンが見える広場に出た。
行く前に旅行社から工事中と聞いていたが、確かに溶接でもしているのか火花が見える。それでもライオン目指してしばらく歩くとチケット売り場に行き着いた。
聞くと、目的の一つであったソング・オブ・ザ・シーとの共通チケットになっていると言う。ただ、今日のショーは売り切れとのことで、明日のショー・チケットを入手。
マーライオンは夜景を楽しむため、当日券を買って登る。想像通りライオンの口の中からシンガポールを一望に見ることが出来る。絶景だ。

また入場時に貰ったコインを使ったオミクジで私は「団扇」をゲット。暑い中これはありがたい。
団扇で扇ぎながら、他の人について歩いて行くとソング・オブ・ザ・シーの会場まで行けたので、そこからホテルまでの帰り道を歩いて経路を確認できた。

ただ、前日までと異なり島内の道にはレストランもカフェもほとんど無いので、食事がとれず今回ツアーで初めてホテル・レストランでの夕食となった。
ハードロックホテル内のインド料理レストラン(Rang Mahal Pavilion)にてカレーを食べるが、少し辛いもののカレー・タンドリーチキン等どのお料理もメチャメチャおいしい。
インド系のボーイさんが、またとてもグッドでタイミングよく、好みのもののチョイスを手伝ってくれる。
さすがに、「これは絶対美味しい」といって出してくれた「ライス」は全部食べきれなかったがお腹一杯カレーを楽しめた。

いよいよ明日は最終日だ。