7/11(日)London

8:00 起床。午前中に奏子は洗濯、私は一人でブリティッシュミュージアムへ行く予定だ。 部屋が散らかっているのでベッドメーキングは断った。

10時過ぎにB&Bを出て、すぐ近くのコインランドリーへ。ブリティッシュミュージアムはここから歩いて 15分ほどなので地図を片手に、後ろを振り返って道を確かめ一人でドキドキしながら出掛けた。まるで変な人だ。

到着したミュージアムの中がとてつもなく広い!エジプト・ギリシャの収集品が有名らしいのでそこを見ることにする。
ミイラには出会えなかったがこの石のかたまり運んだの?1時間ほどいて帰る。

奏子はもうB&Bへ帰ったらしくコインランドリーにはいなかった。部屋に帰ると生乾きの洗濯物と格闘していた。

ミュージアムへ行く途中ネットカフェと鞄屋さんを見つけたのでお昼を食べがてら出掛ける。
近くのスーパーでフランスパンとチーズとジュースを買ってラッセルスクエアーでベンチに座って食べる。
少し肌寒いがハトがいっぱいいてのどかだ。鞄屋さんはお昼休みのようでしまっていたので3時半に鞄屋さんで 待ち合わせることにして、奏子はネットカフェへ、私はもう1度ミュージアムへミイラに会いに行った。

午前中より一段と混んでいて日本人観光客もいっぱいいる。2階でミイラを見つける。 なんだかみんなにジロジロ見られて写真とられてかわいそう、早く帰ろう。

鞄屋さんで奏子と落ちあって散々迷って大旅行に持っていく布製のキャスターバッグ(£34,99)を買う。安っぽい分軽い。 大きいバッグをまた運び込むのは恥ずかしかったがB&Bへ持って帰る。

今日は天気がいい(雨が降ってないとも言う)ので荷造りは夜にすることにして、ハードロックカフェとバッキンガム宮殿 へ行って晩ご飯も食べて来る事にする。
£2.5の1日乗車券を買ってバスを乗り継いでいく。

ハードロックカフェは宮殿のそばにあって「バーゲン?」って言うぐらい混んでいる。 しかも南米系(?)の若い女の子ばかり!店内は充実していて、ピンバッジを買うと「ピンバッジコレクター会員」 に誘われて入会する。

プラハ帰りの私にはバッキンガム宮殿は大きいけど地味に見えた。周りを取り囲む鉄作は金ピカで派手だけど。 お馴染みの兵隊さんが建物の両脇に立っていて、突然動き出した。交代かなと思って見ていると見回りのつもりなのか 運動不足解消なのか横に数メートル歩いてはUターンして戻ってくる。遠くから見ているのでおもちゃみたいでかわいい。 何度か繰り返すと元の位置で動かなくなった。
宮殿の前は広場になっていて、そこからは遠くにビッグベンや観覧車が見える。周りは公園で木の幹の太さが歴史を感じさせる。 公園の中を抜けてバス停に行く途中で、若い大人のカップルが手をつないで散歩してる姿がステキだった。


奏子お勧めの店でイギリス家庭料理を食べようとバスでコベントガーデンへ行こうとするが30分待っても来ない。
他のバスに乗ろうとしたイタリア人らしい男女4人が子供を乗せたベビーカーをバスに乗せてもらえなくって怒っている。
次のバスも古いタイプで女性車掌に断られる。女性車掌もイタリア人らしく大声でケンカが始まった!すごい迫力!
他の乗客はみんな降りてしまった。突然車掌がバスを降りてバスの前へ行き運転手に何か叫んでいる。ずっとバスは止まったままだ。
私達の乗りたいバスは来ないけど、とりあえず途中まで行こうと来たバスに乗る。
ところがこのバスの車掌も突然降りてバスの前に行って運転手に何か言って帰ってきたら、行き先が変わってしまった!
信じられないが良くあることらしい…

ひたすら歩いて、途中でアイスを買って、やっと目当ての店ポーターズに着いたら待ち時間25分と言われて、ガックリ。
マーケットを見ながら待つことにする。カラフルでとても楽しい店があった。

今回の旅で初めてまともなレストランでイギリス家庭料理を食べてほんとに良かった、とってもおいしい。
グリルサーモン(£9.95)、ビーフの黒ビール煮(£8.95)を食べた。今までイギリスで食べていた料理は日本食を除いてはっきり言ってまずかった。
昔ながらのイギリスの味は美味しいんだ!なんだか妙に安心した。
満足してバスでB&Bへ帰ったらもう10:30。今日も良く歩いて疲れた、荷造りは明日にしよう。