7/10(土)Prague→London

ロンドン行きの飛行機はPM7:00発なので、昼間は有名なプラハ城とカレラ橋へ行く予定だ。

AM7:30 工事の音を目覚まし代わりに起きて朝食。
空港へ行くシャトルバンの手配(PM4:30にB&Bへ来てもらう)をしてもらって、B&Bへ荷物を預けたまま出掛ける。

今日も地下鉄で行くが、町中は路面電車も走っている。バスは環境保護のため町中へは入れないが自家用車が沢山走っている。
I.P.パブロバ駅の前にも路面電車の駅があって屋根には牛が寝そべったモニュメントが着いている。
プラハはどこに行っても牛のモニュメントにお目にかかる。いろんな模様にペイントされていてかわいいが不思議だ。

プラハ城の最寄り駅で降りると、観光客があっちこっちの方向に歩き出す。
「どっちなんだろう?」「多分こっちだよ。」と迷いながら歩いていくと、入り口らしい所に来たので中にはいる。 ここはお城に通じる庭園の入り口だった。
お城はタダだがここは入場料が要って小銭をかき集めたら丁度払えたが、ほんとに文無しになってしまった。
お城にATMがありますように…


庭園と言っても高台にあるお城の崖を登っていく感じだ。急な階段や坂道をハアハア言いながら登って行って、 ふと振り向くと川を挟んでプラハの町が一望出来る。すばらしい!
何度か振り返りながら登っていくと、音楽が聞こえてきて開けた場所に出た。 ブラスバンドが演奏していて、人々が気ままに椅子に座って聞いている。バンドの後ろにある階段を上っていくと”ジャ~ン!
“すっすごい!これがプラハ城か!!いきなりお城の中庭のような所に出た。
歴史ある建物の親分って感じだねぇ…さすがに感動する。

感動もそこそこに、インフォメーションセンターがあったのでATMを探す。
あった!ユーロは持ってるもののチェココルナを引き出せてやれやれ。 チケット売り場では入場券セットを売ってたり、各国語(日本語は無い)の城案内ツアーを受け付けている。 けっこうな値段だったのでとりあえず買うのは止めて出る。

本当に圧倒されるすごさだ。すばらしい建物の教会もあって中がすごい!
ものすごく高い天井、壁画、ステンドグラス(1ヶ所はムハが担当)、荘厳て言葉がぴったりだ。
お城の中には他にも教会があって、ここも奥の方に入るには入場券が必要で買って入る。

有名な黄金小路も入場券が要ったので買う。お城から下っていく狭い道のことで観光客があふれている。
アクセサリー店、時計屋さん等が並んでいる。長屋の様に連なった店の2階部分は壁がぶち抜かれていて、 鎧や武器が展示された博物館になっている。

ブルーの家はカフカの家だ。その前で写真を撮ってる人が大勢いる。
人の流れに乗ってお城を出ると、ホットドッグ屋さんがあって美味しそうなので買ってしまった。

そのまま人の流れに身を任せてカレル橋へ歩く。 りっぱな石造りの古い橋で幅は広く、途中両側に彫刻のモニュメントが何体も作られている。
橋と同じ時代に作られたのでは無いそうで、日本で知られているザビエルの像もあった。 橋は歩行者専用で似顔絵描き、マリオネット、声楽、何故かNew Orleans風ジャズバンドといろんな事をやっていて 人だかりが出来ている。橋の上から眺める景色も素晴らしい。 橋を渡り終わって、昨日行ったピザの店を目指すが道に迷う。どこを歩いてもすごい建物ばかりでよけいに解らない。
2時半頃何とかたどり着いてピザとサラダの遅い昼食を食べて、少し買い物をして大急ぎでB&Bへ帰った。

もう車は来ていて、荷物を積み込んですぐに出発した。料金480Kcのシャトルバンは酔っぱらいに会うことも パンクすることもなく、安全で快適に25分で空港に着いた。教訓:安全と時間はお金で買える!?

7:00発の飛行機だが5時前には飛行場へ着いてしまった。
免税店を覗いたりしてから、奏子が残りのチェココルナでバケットサンドを買ってきた。
イギリスへ持ち帰って食べるつもりらしいがハムやチーズは大丈夫?
でも気持ちは解るよ、プラハは食べ物が美味しいからね。

ロンドン・ガトウィック空港へ到着して、ビクトリア駅に向かうエキスプレスが空いていたのでバケットサンドを食べる。
二人ともお腹は無事だった。ビクトリア駅からはバスでいつものB&Bへ。疲れた…無事にイギリスへ帰ってきた。

明日からは奏子の46日間ヨーロッパツアーの準備もあるし、ロンドンはセール真っ最中だし忙しくなりそうだ。