(Kyokoさん・座長の記録)
7:30
今日は歩いてタワーレコードにいって途中のスーパーでミネラルウォーターを買ってバーガーキングで朝食を食べる。朝食メニューのバーガーを注文するがチー ズがかなりきいている。ポテトはミニハッシュポテトでおいしいしオニオンリングも選べる。でも明日はミニホットケーキにしてみよう。
9:45
Tower Recordsでチケットを買うつもりが、その手前の怪しげなお店でもチケットを売っているみたい。案内をしていた、おじさんいわく、正規のチケットみたいだし、みんな「Staff」と書いたT-シャツを着ているので安心してここで買うことに決定。
…で、並んで買うことにしたところ、後ろに日本人!後で色々お話しして解るのですがなんと岡崎の人で泊まってるホテルも一緒でした!
で、この方(伊沢さん)にお聞ききした所では、この店ブルースで有名なライブハウス「Tipitina’s」だそうです。
ご本人は、フェスを知らずに来たみたいで、こちらがフェスの説明をして一緒に行くことに…
ただ10:00にならないと売ってくれないみたいで、それまで待って往復のバス付き30ドルで購入。
ついでに「Tipitina’s」のライブスケジュールもゲット!見たらすごいスケジュール!Nevilleもいる!!
行こうとしたらバスはなかなか来ない。聞いたら11:00だそうです。伊沢さんと一緒に「ぼーっ」と 待つこと1時間。いよいよ競馬場へ….
入り口では、持ち物チェック。後でわかったのだが、録音機材とビデオ機材は持ち込み禁止でした。
伊沢さんが、ビデオカメラを持っていたのですが、テープを取り上げられてしまいました。
いい加減な持ち物チェックだったので、Kyokoさんが持っていったMDは通ってしまいました。
ただルール違反なので、結局フェスの録音はしないまま終わりました。ちなみに、カメラはOKでした。
11:20
Fais Do-Do Stage
Po’ Henry & Tookie
ついていきなりアーシーなハープの音、あーNewOrleans Fes.へ来たなと言う感じです。 でも、ここはブルーステントじゃない!本当のブルースはHouse of Bluesで聴こう!
一路House of Bluesへ…
11:45
Rhodes Gospel Tent
Leviticus Gospel Singers
ブルースを聴きに行くつもりが、あまりのハードなシャウトに、ゴスペルテントへ…
まあ、スゴイです。日本じゃ聞けない本物です。スゴイ乗りです。 半端なハードロックより数段すごい。
12:10
House of Blues
Michael Ward
知らない人だったけれど、なかなか好いです。青いフィドロが印象的。ただ、なんでかやたらと暑い。
ほとんど熱帯です。ブルースをこの日射しで聴くのは熱すぎるかもしれない。ビールが水のようだ。
で、ひとまず腹ごしらえ
(昼食)
せっかく来たから、ケェジャン(Cajun)で極めようとしたけれど、どれもスゴイ味!
土色のどろどろした感じと、独特の辛さはほとんど東南アジア状態!
どうも、KyokoさんとKanaちゃんには合わないみたい。
お昼の後はブラスバンドで…
13:40
WWOZ Jazz Tent
Alvin Batiste
期待していたのとちょっと違う?
よく見るとここはJazz!場所替えましょう!
13:50
Economy Hall Tent
Duke Dejan’s Olympia Brass Band
これです。これ!
あこがれのブラスバンド!めちゃめちゃ楽しいし、音も重くて、熱い!
聴いていたら、「後ろへ行け」と叱られる。「なんで?」
でも、その後すぐに納得。行進です。
ダンサーの後にみんな傘を持って大行進!めちゃめちゃ楽しそうです。しかもおばあちゃんまで!
陽気なアメリカを本当に実感できました。NewOrleans万歳!
15:00
House of Blues
Edddie Bo
最後の方を少しだけだったが、健在です。楽しいです。さすがEddie Bo!
みんな大いに盛り上がって楽しめました。
最初からいたかった。でも、ブラスバンドも良かったし…
15:30
Fais Do-Do Stage
Eddie Lejeune
今日のケェジャン(Cajun)料理はイマイチだったけれど、音楽のCajunはどうかな?
と聴きに行った。ちなみに、このDo-Doはこの手の音楽が中心のようだ。
ただ、これもタイミング悪く我々にはイマイチ。しかも照りつける太陽がつらすぎる。
15:45
Music Heritage Stage
Dorothy Prime
名前の響きと、なにより室内での演奏かもしれないということで、聴きに行った。
結果は大正解で、冷房の効いた室内の競馬場スタンド(ここは全部ガラス張りで冷房付きです)でほんの20mほど先でピアノを従えて、メチャメチャ雰囲気のソウル・ボーカル。最高でした。
16:30
Music Heritage Stage
Caphas & Wiggins
あまりの涼しさで、そのまま休憩。今度は、アコギとハープでブルースです。
先ほどより説明が増えて、様々なギタースタイルを講義・実演付きでやってくれた。
フィンガー・ピッキングが苦手な私と違い、ベースをきれいに入れながら メロディ・リズムを絡めていくのがとてもお上手
ハープもうまい。
17:00
House of Blues
The Kinsey Report
居心地の良さでHeritage Stageに長居したため、ちょっとだけしかみれず。
ただ、我々の好みではなさそうでした。
17:40
Economy Hall Tent
Banu Gibson & New Orleans Hot Jazz
もう一回ブラスバンドでも聴こうと立ち寄ったテント。今日のトリは、なんとブロンドの美人シンガー!
このひとが、何とも楽しそうに歌い、時にバンジョーやドブロのテナーギター(だと思う)でリズムを刻むバンド。なかなか楽しく、ゆっくり座れたこともあり最後まで聴いて帰ることに。
ただ、帰りの混み具合がわからないのと、ビデオテープを取り返さないといけなかったので、少し早めにバス乗り場へ直行。取り上げた黒人のおじさんが、どこにいるのか少し探したけれど、バス乗り場で向こうからテープを示して返してくれた。
ルールには厳しいけれど、みんないい人なんだ。
20:00
Preservation Hall
Preservation Hall Jazz Band
伊沢さんのご案内で、フレンチ・クォーターに戻った我々は、NewOrleansのもう一つの目的地、Preservation Hallへ
本に書いてあったとおりのスゴイ古びた建物に、長蛇の列。
我々も一緒に並んで、待つこと約30分。
さらに中に入ってから、演奏開始まで待つことさらに30分。
会場内はろくに明かりもなく、ステージだけが明るく、茶色に変色したバスドラムのヘッドや、おもちゃみたいなシンバル、本当に鳴るのか?と言わんばかりのピアノ….
でも、演奏が始まって全てを納得。
トランペット、クラリネット、トロンボーンの3管にドラムス、ベース、バンジョー、ピアノのリズム隊。時々入るボーカルも、何もかもがPAも無しの生演奏。
このバランスは、この楽器と演奏者のテクニックなしには到底できないだろう。
演奏そのものは、デキシー系の典型的なクラッシック・ジャズだが、楽しさが伝わり、とっても良かった。
(夕食)
遅くなったので、適当にバーボンストリートのお店で食事。
Po-Boyがフランスパンのサンドイッチとわかったので、私はロースト・ビーフのこれを注文。Kyokoさんはフライドチキンを、奏ちゃんは他が多分ス ゴイ量だろうからサラダだけで済まそうという作戦。でてきた巨大なチキンは、食べ始めると骨も外人サイズで外側の揚げた皮をはがすと、意外に身は少なくて ジューシー。現地の外人さん(本当はこっちが外人)たちは、皮ももろとも食べているが、こちらは身だけ食べても3人のお腹は満腹。
うーん、明日から晩ご飯はどうしよう…と思いつつホテルへ帰る