Mirano Echo Chamber 3

 最初に買ったエフェクターは、このテープ・エコー装置でした。大学に入学しアルバイトをして共同購入したYamahaのギターアンプを使い始めた大学1年生の頃は、ギター2本とベースを一つのアンプ(全部Yamaha!)に突っ込んで、友人宅のお茶の間の隣で、宮城道雄で知られる「春の海」なんかを演奏していました。ただ、やはりこうした寺内タケシやシャープ・ファイブの曲をやろうとすると、やはりテープ・エコー装置が欲しくなってきます。
 ただ、難点は今とは比較にならない程に高価だったこと。確か8万円位したと記憶しています。発売直後のYamahaの高級ギターでも6万円程でしたし、もちろん中古で買ったアンプより遥かに高価でした。それでも国産だったのでやや安価で、アルバイトで頑張り購入しました。ただ、その後は海外のロックに目覚めてめっきりと登場機会が減る一方、新規に買ったFenderギターの支払いにも追われていたので、せっかく入手したものの1年ほどで手放してしまいました。