Gibson Les Paul Standerd ‘59


【ギターとの出会い】
サラリーマン生活の終わりも近づき、自分へのご褒美に良いギターを1本欲しいなと色々と物色。狙いは「タイトな音が出るギター」。ギターの音を文字で表現するのはとて難しいですが、敢えてだとストラトは基本「コロ〜ン」いう涼やかな音。335は「ポロン」とした艶やかな音。で、欲しかったのは敢えて表現すると「ビーン」という感じです。
そこで対象を、テレキャスターかレスポールに絞込みました。この2つのギターは個体差もありますが、状態の良いものは共に太く・鋭く・タイトな音色に特徴があります。ただ難点は価格。レスポールは別格としてもテレキャスも「これ良い」というギターは100万をすぐに超えてしまいます。
そんな折り、ナンシーで出会った2004年製のこのギターの出音の鋭さに驚き。
サンバーストのレスポールは「いかにも」という感じで避ていましたし、お値段も相応なので少し躊躇はしましたが、その音に一目惚れし買ってしまいました。
 
【音と使い勝手】
 上述の通りレスポールとしては硬めでタイトな出音です。ただ、弦長がストラトより少しですが短いため、慣れるまで結構時間がかかりました。
ギブソン伝統の4ノブのコントロールも最初は苦戦しましたが、今では何とか使いこなせるようになってきました。
ネックは私が持っているギターの中では一番太目ですが握りやすく運指も楽です。何より太目のネックのせいか、ボディの響きも手伝ってかボトルネックがとても気持ちよく鳴ってくれます。
ストラトとは使い勝手や音色は全然違いますが、短い間にお友達になれ今やメインギターの一つとなってしまいました。
【リペアと改造】
 ジャック差し込み口が壊れたので自分でパーツを買って補修
 9フレットのポジションマークが取れたのでネック調整を含めリペア
 リアのトーンの効きを修正するためにAカーブポッドに取り替え
【主な仕様】
 正式な名称は、Gibson Historic Correction Les Paul ’59 Reissue Hard Rock Maple Aged by Tom Murphyという長い名前
その名称通りに、マホガニーとメイプルの合板ボディにマホガニーとローズウッドのネック
ワザとニス割れやサビをつけた「Aged」という加工がされています
私はピックアップのサビは好きではないので時々磨いていますが…
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